効率を上げられる

日本の人事給与システムは、戦後まもなくの頃は、まず生活の確保に重点を置いていたので、仕事に見合った賃金がもらえればいいとされていました。 その後景気回復期になると、年功要素が多くなり長年頑張った人には金額で報いるように変化してきました。 また、一時的な減産時期、石油ショック時の人事給与システムは効率を上げていかにその人の能力を活かすかを重視するようになりました。 世界経済に巻き込まれるようになって、評価基準が成果主義になり、人事給与システムもその人のチャレンジ精神や能力を尊重しつつ早急に会社にとって役立つ人間に育ているような仕組みに変わってきました。 このように我が国人事給与システムは時代背景や国内、世界の経済環境の影響を大きく受けながら変化してきました。

バブル経済のころ、一時的に成果主義真っ盛りになりました。挑戦し続け、改革の実績を上げようとした人を高く評価するようになりましたが、一方で、成果を重んじるようになったため、年功要素が大きく制約されるようになりました。 これからの人事給与システムは、労働者の仕事に対する価値観だけでなく、私生活に対する価値観もあわせた「生活の質」を向上させるような仕組みが求められてくるものと思われます。 今までの人事給与システムのように、仕事に関しての評価だけでなく仕事の質を上げるためにもプライベートをいかに充実させ、リラックスした状態でいかに仕事にのめり込めるか総合的にその人の評価をするような仕組み作りに変わっていくものと思われます。